コーヒーの有機栽培には多くの手間を必要としますが、それは、具体的にどのようなことをしているのでしょうか?
スタッフの農場日誌から、一部、報告させて頂きたいと思います。
ジャカランダ農場では、5月〜9月にかけて行われる(収量によって前後しますが)収穫作業が終わるとすぐに、次の年に向けての農作業が始まります。
まず大切なのが土壌分析です。コーヒーの実を育んだ土の状態を調べ、その結果に応じて堆肥を施す量を決め、翌年の収穫に備えます。
90ヘクタールの栽培面積を持つジャカランダ農場は、地形に応じて23のエリアに分けて運営されています。それぞれの区域から採取された土壌サンプル(1つの地域につき20カ所から採取)をピラシカバ農業大学で分析します。そして、毎年行われるこの土壌分析の結果を受けて、その年に施される有機堆肥の量が検討されます。
有機堆肥の散布は、コーヒーの有機栽培には欠かせない作業です。ジャカランダ農場では、コーヒーの実の外皮を主原料とした有機堆肥を毎年400トンほど用意します。そして、それぞれのコーヒー樹の根元に4キロから5キロの堆肥を散布します。
急斜面の多いコーヒー園では、この作業は重労働になります。各地域にトラクターで堆肥を運んだ後は、バケツに堆肥を詰めてコーヒー樹に散布してゆきます。さらにその後、地面に落ちた枝や葉、刈り取った草を根元にかぶせてゆきます。これは日光や雨が直接、根元にあたらないようにする役割があり、やがて有機質として土に戻ります。
ジャカランダ農場では、こうした手間をかけて有機無農薬コーヒーを育む豊かな土壌が作られています。