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【数量限定】 森林農法・農薬不使用栽培 タンナコーヒー(粉) 200g

価格2,149円(税込)

原産地:バヌアツ

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accessory商品紹介ITEM INTRODUCTION

有機JAS認証はございませんが、栽培の際に「農薬」・「化学肥料」は一切使用しておりません。

弊社初となる、生産地で焙煎したコーヒーを輸入いたしました。




焙煎度合い

中煎り:豊かなコクと芳ばしいナッツの風味、なめらかで苦味のない後味



火山が生み出す貴重なコーヒー

ヤスール火山
ヤスール火山

南太平洋にある80の島々からなるバヌアツ共和国。

人口は30万人という小さな国ですが、熱帯雨林や火山などとても豊かな自然に恵まれています。

その中にあるタフェア州タンナ島には、「世界で最も火口に近づける活火山」として有名なヤスール火山があり、コーヒー栽培に理想的な気候条件と土壌を備えています。

「タンナコーヒーカンパニー」代表のテリーさんはこの島の生産者の方々と森林農法による持続可能なコーヒー栽培に長年取り組んでいます。

森やコーヒー農家を守り、支えるために気候変動などの新たな問題とも直面しながら奮闘しているテリーさんと出会い、私たちはその活動と熱意に 大きな感銘を受けました。

テリーさんは、”現地で自ら焙煎をすることも含めて、タンナ島の生産者を支えるフェアトレードだ”という強い思いをもって取り組んでおり、弊社では35年以上にわたりフェアトレードコーヒーを自社焙煎でお届けすることを大切にしてきましたが、そんなテリーさんの思いに共感し、初めての取り組みとなる焙煎済みコーヒー豆の輸入を行うことにしました。


テリーさん(左)と生産者の方

バヌアツ共和国は、世界で最も気候変動の影響を受けている国の一つです。

その国で、気候変動対策において世界的に注目されている森林農法で栽培されたコーヒーを、日本の皆さんにお届けすることは、とても大切なことだと私たちは考えます。

自然豊かな火山島で栽培された、ユニークなタンナコーヒーを日本で取り扱っているのは弊社だけです。

豊かなコクと芳ばしいナッツの風味、なめらかで苦味のない後味のタンナコーヒー。

最後の一滴までどうぞお楽しみください。


コーヒーチェリー
生産者




タンナ島のコーヒー栽培

タンナコーヒーは、タンナ島にあるヤスール火山(活火山)のふもと、標高およそ400メートルで栽培されています。

一般的なコーヒー産地よりも低い標高ですが、年間降水量は2,500㎜、年間平均気温は18度と栽培品種であるカティモール種に最適な栽培環境となっています。

豊かな火山性土壌、豊富な太陽の光、そして豊富な降雨量という独特の気象条件が、良質なコーヒーを育くんでくれます。

タンナ島では、元々、森を利用して食料や建築資材、薬などを調達していました。

何世紀にも渡って伝統的に受け継がれてきた持続可能な栽培方法である森林農法(アグロフォレストリー)によって、農薬も化学肥料も使用せずに多種多様な作物や果樹などと共にコーヒーを栽培しています。


森林農法
森林農法




「タンナコーヒーカンパニー」の取組み

タンナコーヒーカンパニー スタッフ
タンナコーヒーカンパニー スタッフ

タンナ島では、1852年からアラビカ種の栽培が行われていましたが、サイクロンの直撃やコーヒーさび病などによって大きな被害を受け、この地に適した品種を模索するなかで、テリーさんが1998年にカティモール種の栽培に成功しました。

その後、生産量も増えていきわずか数本のコーヒーの樹と小人数の生産者から始まったこの取り組みは、25年で登録生産者数が1,000人以上に増えています。

「タンナコーヒーカンパニー」は、生産者が栽培するコーヒー豆を全量、フェアトレードの理念に基づき地域支援をプラスした金額で買い取っています。

これにより、タンナ島全人口の15%にあたる5,000人以上の支援につながっています。

他にも、機材やコーヒーの苗の提供、技術指導などのサポートを行うことで、高品質のタンナコーヒーの栽培や生産者の生活水準の向上を目指してきました。

タンナ島では、伝統的に家父長制度が強く残っていますが、性別に関係なく、社会的立場の弱い人たちも含めて皆が社会の一員として活動に参加できる取り組みにも力を注いでいます。

特に女性や若者向けにコーヒー栽培において責任ある立場につけるようワークショップを開催することで、子どもたちへの教育水準が向上しています。


女性の生産者女性の参加
コーヒーの苗床づくりコーヒーの苗床づくり




現地での焙煎にこだわる理由

栽培されたコーヒーは生豆に加工されたのち、現地で焙煎されています。

「タンナコーヒーカンパニー」ではより多くの収入を現地にもたらすため、コーヒーの焙煎やそれに伴う袋詰め作業などで雇用創出につなげようと、地元焙煎にこだわっています。

コーヒーを生豆で輸入し、自社焙煎することで豆の特徴を活かした新鮮なコーヒーをお届けしてきた弊社にとって、焙煎豆を輸入することは大きな挑戦でした。

しかし、生産量が決して多くはないコーヒーを、焙煎という付加価値を付け、焙煎から袋詰めに関わる雇用を守ることで生産者により多くの収入をもたらしたいというテリーさんの強い思いを受け、出来るだけ鮮度を保てる方法を模索し、今回の輸入へとたどり着きました。

タンナ島の魅力とこのコーヒーが持つ意味を商品とともに皆さまにお届けできることを、とても楽しみにしています。




気候変動の危機に直面するバヌアツ共和国

EDMCエネルギー・経済統計要覧2025年版
[出典:EDMCエネルギー・経済統計要覧2025年版/全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト(https://www.jccca.org/)]

バヌアツ共和国が排出している温室効果ガスは、世界全体の排出量の0.1%以下です。

にもかかわらず、海面上昇による被害や、年々頻度や強さが増しているサイクロンに襲われるなど、バヌアツ共和国は気候変動がもたらす危機の最前線に立たされており、国家予算の多くを、気候変動に伴う災害からの復旧や対策に費やしています。

こうした中、政府は他国にも呼びかけ、気候変動と人権に関する国際司法裁判所(ICJ)の諮問的意見を求める決議案を国連に提出しました。

そして2023年、国連総会でこの案は採択され、2024年には具体的に気候変動対策で各国がどのような義務を負うか、国際法に基づく見解をまとめるために国際司法裁判所で公聴会が行われ、最終的に2025年に勧告的意見が出される予定です。

この取り組みはバヌアツ共和国のみならず、海抜が低く小さな島国が集まる南太平洋地域において、気候変動の問題を世界に訴える大きな動きになったと言えます。




コーヒーの保存におすすめです
アデリアグラス M-6687




品質表示

名称 レギュラーコーヒー
原材料名 コーヒー豆
原産国名 バヌアツ共和国
内容量 200g
保存方法 直射日光・高温多湿を避けて保存してください。



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