フェアトレード・オーガニック・コーヒーの産地紹介:タイ王国・レイジーマン農場

長年に渡ってアグロフォレストリー(森林農法・森林農業)を通して森と共に暮らしてきた先住民カレン族のジョニさんと、その息子のスウェさん。1970年代から農薬と化学肥料を大量に使う「近代農業」が世界に広がる中で、タイでも森の破壊が拡大していった。ジョニさんも一度は「近代農業」に取り組むものの、結局は森と共存する森林農業に戻った。


しかし、飼料作物としてタイの広い範囲で栽培されていたトウモロコシに、「遺伝子組み換え」が導入されていく中で、森の破壊と農薬・化学肥料の大量使用がカレン族の村々でも起こり始める。ジョニさんから森を受け継いだスウェさんは、「遺伝子組み換えトウモロコシの単一栽培ではなく、森と共存できる有機コーヒーを栽培しよう」というプロジェクトを立ち上げた。そんな彼らの取り組みをこれまで調査してきた文化人類学者の辻信一が紡ぐ、「レイジーマン・コーヒー物語」。一杯のコーヒーの背後に広がる、人々の想い、営み、そして現実をお伝えする。


(弊社企業サイトより、レイジーマン農場の軌跡をまとめたレイジーマンコーヒー物語をご覧下さい。)


第1話 “森”の庭とレイジーマン・カフェ

第2話 消えゆく森とトウモロコシ

第3話 パヤック・コーヒーの夢

第4話 不思議な縁に導かれて ジョニとの再会


タイ・レイジーマン農場の商品

タイ・レイジーマン農場の商品はこちら。