ウインドファーム

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有機栽培コーヒー

有機栽培の大切さ

世界で最も農薬が多量に使われている作物が綿花で、2番目に多いのがコーヒーと言われています。おそらく、この二つの作物が無農薬で生産されたら、世界の農薬使用量は3分の2に減少するはずです。それほどにこの2つには、多量の農薬が使用されています。

農薬や化学肥料は、商品への残留問題だけでなく、生産者の健康を害し、地域の環境をも汚染し、未来世代に引き継がれるべき生態系を破壊してしまいます。

弊社は、その事実を深く受け止め、農薬や化学肥料を使わない有機栽培を世界に広めたいと願い活動してきました。

生産者が有機栽培に安心して取り組めるように、安定した価格で買い取ることの他にも、 有機フェアトレードコーヒー国際会議を開いたり、 小規模の生産者が有機JAS認定を受けることが可能になるように、メキシコの認定機関の支援を行ったりしてきました。

生産地での栽培の技術

弊社と取引のある生産者は、農薬の問題を早くから理解し、有機栽培に取り組んできた方々です。有機栽培で美味しいコーヒーを栽培するために、それぞれの生産地で工夫を凝らしています。

エクアドルのインタグコーヒー生産者協会では、コーヒー豆の精製で残ったコーヒーの果肉や殻をミミズコンポストで堆肥化して肥料として活用しています。

ブラジルのジャカランダ農場では、化学肥料を使わず、土壌を豊かにするため、堆肥を施す他にも、コーヒーの樹の間にマメ科の植物を植えて緑肥にする取り組みを行なっています。

コーヒーの果実の別の使い方として、メキシコのトセパン協同組合では、この果実からアルコールを作り、コーヒーの害虫であるブロッカという虫を捕獲するトラップを作っています。

こうした有機栽培の取り組みは、多くの手間がかかりますが、農薬による健康被害の心配がなく、さらには農園の中で養蜂に取り組むことも可能になるなど、生産者の暮らしを豊かにしています。



コーヒーの果肉などから作った堆肥

コーヒーの樹の間に緑肥を植える

ブロッカを捕まえる罠

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