ウインドファーム

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自社焙煎

弊社専門スタッフがコーヒーを焙煎する様子

丁寧に育てられた有機栽培コーヒーを、最高の状態で味わっていただきたい。
そんな想いから、ウインドファームではご注文ごとに専門スタッフが焙煎を行なっています。


コーヒーは農産物のため、国や産地、生産者、品種ごとに生豆の質が違います。また、生産された年によっても豆の質が異なるだけでなく、収穫後まもない新しい生豆と時間が経った生豆では水分量が変化するため、含水状態を確認して焙煎時間や温度を細かく調節しています。


生豆の状態に適した焙煎をするのはもちろんのこと、有機栽培コーヒーの「よい味」、つまり、まろやかな甘味とほのかな酸味、そして、ほどよい苦味の調和がとれた優しい味を引き出して、渋みや雑味などの飲みにくい「わるい味」を取り除く焙煎をつねに心がけています。


そのため、有機栽培コーヒー生豆の個性に応じた火力調整とダンパー(焙煎釜の排気調節蓋)開閉の研究を積み重ねてきました。特に釜の温度とダンパー開閉のバランスを重視した焙煎を行っています。現在はフジローヤルの30kg用と10kg用の2台の焙煎機を使用し、それぞれの焙煎機の能力を生かして、生豆の特長を最大限に引き出す焙煎を行っています。


人、時、場合に合わせた焙煎度合い

弊社では、「コーヒーというものは嗜好品であり、人によって様々な味の好みがある」ということを大切にしています。


コーヒーは、焙煎度合や豆の挽き方、抽出方法によって多様な味を楽しむことができる、大変奥深い飲み物です。同じ人でも体調によって、あるいは食後に飲むのかやティータイムに飲むのかによって、飲みたい味わいが異なることもあります。


コーヒーは、このような焙煎度合のものを、こういう抽出器具を使って淹れるのが最高だ、といった画一的な提案ではなく、お客様のお好みに応じて焙煎度合を選んでいただけるようにと考えています。


ウインドファームの焙煎度合い

焙煎は深くなるほど、豆本来の甘みや酸味が薄れ、苦味が強くなります。


弊社では良質な有機栽培豆のゆたかな味わいをお楽しみいただくために、ベースの焙煎度合いを浅めにして、ミディアムローストを「普通煎り」としています。


銘柄によって、焙煎度合いを「普通煎り」「深煎り」「極深煎り」から、お好みでご注文いただけます。


ウインドファームのコーヒー豆焙煎度合

【普通煎り】
ミディアムロースト程度
(豆の状態によって微調整)

酸味がやや強めで、苦味が少ない傾向になります。
サンドイッチや、柑橘系の酸味のあるお菓子とも相性が良いです。


【深煎り】
シティーロースト程度
(豆の状態によって微調整)

苦味がやや強くなり、ほのかな酸味が残ります。
バターを多く使ったパンやお菓子とよく合います。


【極深煎り】
フレンチロースト程度
(豆の状態によって微調整)

酸味が少なく、苦味が強くなります。アイスコーヒーや、エスプレッソにも向いています。
チョコレートなどの甘い食べ物とよく合います。



豆の状態に合わせた焙煎とは?~詳しい焙煎工程のお話

コーヒーを焙煎する際に、味に大きく影響する焙煎工程が2つあります。


1つは、「蒸らす」工程。
コーヒー生豆自身が水分を含んでいるので、焙煎機で加熱することで生豆の水分を均一にします。


もう一つは、「煎る」工程。特に、窯から出す「焼き上げ」のタイミングによって、数秒の差でも味が大きく変わってしまいます。


焙煎のポイントについて、弊社焙煎スタッフがさらに詳しく解説します。


オーガニックコーヒー豆 焙煎の流れ 工程図"

「蒸らす」とどうなる?

コーヒーは農作物なので、収穫から時間が経っていない豆には水分が多く含まれています。また、表面は乾燥気味で、中心部分は水分が多く、1粒の豆の内部でも水分量にばらつきがある状態です。


「蒸らす」工程で豆の水分を均一にしておくことで、次の「煎る」工程で豆の中心部分までしっかり火が通り、ふっくらと全体的にムラなく焼き上げることができます。


特に浅煎りの場合は、コーヒー豆のよい味だけでなくわるい味も出やすいため、蒸らしの工程をしっかりと行って、渋味などが出ないようにしています。

「煎る」工程と焼き上げのタイミング

コーヒー自社焙煎の様子

コーヒー豆を煎ることで、豆に含まれる成分が化学変化を起こし、甘みや酸味、苦味など、コーヒー特有の味わいが生まれます。「煎る」工程はコーヒーの味わいを決定し、美味しさを最大限に引出すための重要な工程です。


窯の火力調節とダンパーの開閉を行いながら温度を調整し、豆の中心部までむらなくふっくらと焼きあげていきます。


「普通煎り」「深煎り」「極深煎り」などの焙煎度合いは、煎る時間の長さや火力、窯の温度によって微妙に調整を行っています。


コーヒー豆の味は数秒の差でも大きく変わるため、豆を窯から出す「焼き上げ」のタイミングが大変重要です。豆全体がむらなく焼けているかどうか、また色や香り、膨らみ具合など、五感を使って確認しながら焙煎を深め、美味しさの絶妙なタイミングを見極めて窯から出します。



煎りたてのおいしさ

カップに入ったホットコーヒーを手に取る様子

丁寧に栽培された有機栽培コーヒーを、最高の状態で味わっていただきたいという想いから、ウインドファームでは受注生産(ご注文を受けてから焙煎)を行っています。


窯の火力調節とダンパーの開閉を行いながら温度を調整し、豆の中心部までむらなくふっくらと焼きあげていきます。


お客様のお手元に届いた後も、新鮮なうちにお召し上がりいただければ幸いです。


素敵なコーヒータイムをお過ごしください。

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